学びたい領域を決めておくことが大切

心理学は人間の心のメカニズムを解明する学問で、最近とても人気がありますね。人やマウスを用いた実験やカウンセリングなどの臨床実習があり、その面白さから心理学を学びたいという人も増えているようです。しかし、一口に心理学といっても間口は広く、動物の行動を中心に研究する動物心理学、記憶や思考、認知など人間の心理の基本を学ぶ認知心理学、カウンセリング方法や心理療法を学ぶ臨床心理学などなど、とても幅広い領域があるのです。ですから「自分はどの分野の心理学を学びたいのか」ということを、まず最初にはっきりさせておくことが重要ですね。進みたい分野を決定してから、その分野のカリキュラムが充実している大学を選ぶとよいでしょう。また、学んでいく上で統計学なども必要になるので、数学の知識もある程度必要になります。

心理学での就職を目指すなら大学院進学が必要

「心理学部」という名称を使っている大学は意外に少なく、文学部や教育学部の中に心理学コースがあったり、人間科学部や社会学部の中に心理学科があったりと様々です。中にはわかりにくい場合もあるので注意して下さいね。また、大学で心理学部を専攻したからと言って、心理学関連の職場に就職できることはまずありません。大学卒業後はサービス業や金融などの一般企業に就職するケースがほとんどです。もしも心理学を活かして、カウンセラーやケースワーカーなどを目指すのであれば、大学院に進んで臨床の実習をおこなうことが必要になります。臨床心理士や認定心理士などの資格取得も視野に入れておくと良いですね。

心理学の大学では心の仕組みを勉強する臨床心理学や教育心理学、学校心理学などあらゆる分野で人はどのような心理を抱くのかなどを学びます。